〈赫怒の魔剣イラオディオ〉
- 知名度
- 30
- 形状
- うっすらと赤みがかった刀身を持つ美しいイグニダイト製の魔法の両手剣
- カテゴリ
- 〈ソード〉S
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- 効果
-
この武器は装備中、以下の効果を持っています。
[常]蛮勇の証
勇者の証【心・技・体】と同じ効果。所有者はセッション開始前に【心・技・体】の中から効果を選択する。制限等も勇者の証と同様。戦闘開始時1ラウンド目のみ毒属性・精神効果属性無効を与える。
[常]激情の波紋/冒険者Lv+精神力B/精神抵抗力/半減
1日に1回。戦闘行為によって初めて自身のHPにダメージを受けた時、任意に「射程:自身」で「対象:全エリア(半径20m)/すべて」に「威力20/C値⑩」の魔法ダメージを与える衝撃波を放つことができる。このとき、装備しているキャラクターが戦闘特技《魔法制御》を習得していれば任意のキャラクターを効果から除外する事もできる。
[主]赫怒の斬撃/命中力/回避力/消滅
魔剣の刀身より赤い魔力を伴う斬撃を放って攻撃をする。「射程/形状:2(30m)/貫通」で、対象は攻撃者の命中力判定の結果を目標値として回避力判定を行う。回避に失敗した対象に「通常の近接攻撃威力」点の物理ダメージを与える。ただし《憤怒点》が蓄積されている場合、与えるダメージが通常の近接攻撃威力ではなく「威力30+冒険者Lv+精神力ボーナス」点の呪い属性の魔法ダメージとなり《憤怒点》1点につき威力が「+5」追加される。
[常]不快と執着
この武器を所持しているキャラクターは些細な事で不満を抱き簡単な事で苛立つ様になり、例え自身に非がある場合でも自己正当化する様になる。また、この武器を装備したキャラクターは最初に装備した際に目標値(所有者の精神抵抗力+8)の精神抵抗力判定を行い失敗した場合この武器に対して強い執着心を抱く様になる。執着心を抱いた場合、何があっても奪われまいとするようになる為、もし強制的に手放させようとする相手がいれば敵と見なし攻撃することもあり得る。これらの傾向は所有している時間が長くなるほど顕著に目立ち悪化して行く。
[常]憤怒の暴虐/精神抵抗力/消滅
GMは、この武器を所持しているキャラクターが強い怒りや苛立ち不満感を感じたと判断した時に目標値(所有者の精神抵抗力+9)の精神抵抗力判定を要求する。キャラクターが抵抗に失敗した場合《憤怒点》が1点蓄積されたうえ、ネガティヴな感情を抑えることが出来ずに周囲のキャラクターもしくは物に当たり散らす。達成値が4以上足りない場合は《憤怒点》が2点蓄積されたうえに周囲のキャラクター(単体でも複数でも可)に対して理不尽な暴言や暴力を振るってしまう。
この判定に失敗したキャラクターは暴虐行動以後一時間の間非常に機嫌が良くなりすべての行為判定に「+1」のボーナス修正を得る。※《憤怒点》は赫怒の斬撃のボーナス点となる。なお、《憤怒点》は6時間以上の睡眠を取ることによって消滅する。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 35 2 70 9 2
由来・逸話
魔法文明時代に蛮族の魔法王の手によって作られたと言われている。現在の所有者はボルケス。この魔剣は僅かながら邪悪な知性と精神感応能力を持っており、時に所有者に対し邪悪な囁きをして徐々に堕落する様に仕向ける。蛮族の魔法王はこの魔剣の力を使い、人族の英雄候補たちを堕落させて人族社会の混乱を目論んだとされている。かつてのボルケスもこの魔剣を手にするまでは荒々しくはあるものの勇敢で義に厚い戦士だったと言われている。なお、この武器はアビス強化する事が出来ない。